「モノ」暮らし日記

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2009年 09月 03日

七子の魅力

「モノ暮らし日記」というタイトルなのに、ちっともモノの話をしないではないか。
と思われても仕方ない。
気づけばくだらない話を記事にしてしまい・・・

今日は箸の話です。
去年8月4日に箸の話をちらっと書いたのですが、日本の箸のほとんどが福井県若狭塗の箸です。
それは、箸を量産出来る体制が整っている箸の産地だからですが、それ以外にも塗物の産地と呼ばれる地域は日本全国にあり、素敵な箸を作っているところはたくさんあります。

津軽塗というのは、その名のとおり青森県弘前を中心とした津軽地方で作られる漆器のこと。
津軽塗と言えば、「唐塗」を連想する人も多いと思いますが、私は「七子」が好きです。
七子の箸が美しい。
うっとりする伝統工芸品の一つ。
七子というのは津軽塗の技法のことですが・・・

まず箸の木地の上に種漆を塗る。
そして菜種を蒔く。
写真はこちら↓
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菜種が付いた状態でしばらく放置し、そして菜種をはぎ取る。
そして和状に出来た突起を研いでいきます。
そして乾かして、漆を塗って研いで乾かしての繰り返し・・・・・・

製造に手間も時間もかかる。完成品はこちら↓
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よく見かけるのは、赤と黒。
でも緑がかっこいいです!
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何度も塗りを繰り返すため、津軽の箸は丈夫だとも言われています。
七子の魅力は、この手間から作り出される文様が実にシンプルなことだとわたしは思います。
この水玉模様に敬意をはらいたい!
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by bedpeace77 | 2009-09-03 00:04 | モノ語り