2008年 10月 22日
先日、札幌ヨーガンレールで開催された「李英才(リーヨンツェ)の工房展」 李さんは韓国からドイツへ釉薬の勉強をするために留学し、その後ドイツ国内で 数々の賞を受賞。 その才能が認められ、その後はエッセンにあるバウハウスの流れをくむ工房、 マルガレーテンヘーエのディレクターとして活躍され、現在は工房のオーナーでも あり、デザインディレクター&作家として制作に携わっています。 今回の個展は北海道の会場(札幌・帯広)のみで開催された贅沢なイベント。 わたしはお会いできませんでしたが、李さんも来場されていたようです。 わたしの中で李さんの器はまさに「機能美」という言葉がぴったり。 使いやすい大きさ、使いやすいカタチ、使う人や盛りつけるモノの事を考えて作り 出される器。 見ていても美しいのですが、でもやはり使うとその良さを更に実感できるのです。 以前から愛用している我が家の塩壷。 深い緑色の釉薬が暖かみを感じさせるその壷には、最初は梅干しを入れて使って いましたが、その後は塩を入れて使う事に。 そして同じカタチの青い釉薬がかかった壷とマットな青い釉薬のピッチャーが 仲間入り。 台所では塩壷が二つ美しく並んでいます。 ピッチャーはこちら↓ ピッチャーは、お茶をいれる時の湯冷ましに使ったり、ミルクティーを楽しむ時の ミルクピッチャーに使ったり・・・ お客様がたくさん来たときの、ドレッシングや麺つゆなどを入れても良いかもしれ ません。 花を生けても素敵かもしれません。 器は、どんな使い方をしようかあれこれ考えるのが楽しい。 そんな李さんの器は、人の暮らしに根づく器と言えるのだと思います。
by bedpeace77
| 2008-10-22 11:03
| 器+料理
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わたしたちの身の廻りにあるたくさんの「モノ」たち。そんな『「モノ」とのつきあい方を通して、毎日をもっと楽しく過ごす』をテーマに語ってゆきたいと思います。 by bedpeace77 カテゴリ
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